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□星屑ファンタジア
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「あのね、カノン星になるのが幸せなんだって。だから・・・いいんだ。
カノンが幸せならぼくもしあわせ」
泣いていてもなお笑顔を絶やさないクダリにノボリは自分の目頭が熱くなるのを感じた
「寂しい・・・ですか?」
「・・・うん、すごくすごくすごくすごくすごくすごくすごくすごーく、寂しい。
だからぼくもなってみようと思う。」
ノボリの目から涙が溢れた
「お星様に!きっとステキなんだろうなぁ・・・空の上だから仕事もしなくていいんだ!」
そう無邪気に笑うクダリは誰から見ても狂っていたが
誰から見ても幸せそうに見えた
星屑ファンタジア
(一体その先には何があるの?)
「わたくしも一緒に星になります。」
「わぁ!ノボリも?!」
これで さんにん 寂しくないね!
ひとり なんて寂しいじゃないですか