pkmn Book
□You Love Me!!
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あいさつして仲良くなろう作戦!!
(・・・すごいネーミングですね)
(いいの!)
お昼時ににぎわうホーム、その一角の柱にじっと身を隠すのはわれらがサブウェイマスタークダリである
「隠れるって・・・あいさつですよ!?」
「だ、だいじょうぶ・・・。」
じっとあの子の姿を待つ。
ちなみにその姿をジャッチや駅員達が見守っていたのをクダリは知らない
((来た!!!))←クダリとトウヤの心の声
今日は傍らにブラッキーをつれていた
「こ、こんにちわっ!!」
緊張して大きな声になってしまった。最初から心配になる駅員達とトウヤ。
話しかけられた娘は少し驚いた様子だったがすぐにクスリと笑っていった
「こんにちは。え・・・っとクダリさん」
「え・・・ぼくの名前知ってるの?」
「はい、ノボリさんから聞きました」
ノボリ。その単語が彼女の口から出たとたんクダリの笑顔が少し固まった。
「(クダリさんオーラ怖ぇ・・・)」
無意識だろうか、クダリの後ろには黒い何かが渦巻いているように見える
「(ノボリぼくに内緒でこの子と仲良くするなんて・・・)」
嫉妬心丸出しである