バスケが好きなんです!
□第四話 無理はよくない
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「明日から、僕の分の弁当を作って来い。」
『え?』
「後、下校は僕とすること」
『…はあ。』
「後、無理をして 今日の様に倒れたら、どうなるか………」
『ひっ…!』
怖い怖い怖い!!!
というか、何故に3つも!??
それツッコんだら怒られそうだけど…
…でも、
思ったより 酷い命令じゃない……
「以上だ、守れるな?」
『は…はい!!』
「下校は今日からだ」
『わっわかりました!!』
「……もう身体の具合は良くなったか?」
『うん! おかげさまで♪』
「そうか…、じゃあ僕は部活に行く…」
『あ…うん』
なんだろう…
今は一人になりたくない………
ギュッ
「…っ!」
「……愉羅?」
気がつくと、私は無意識に赤司くんの手を握っていた
「…どうした?」
『…ごめん……、ちょっと怖い夢見ちゃって……………』
『だからまだ一人になりたくなくて………』
「小学生かお前は…」
赤司くんはそういいつつも、離れようとはしなかった
「………愉羅」
『ん?…どうし…っ!!』