バスケが好きなんです!

□第二話 強くなりたい
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初めはってどーいう事なんだろう……





バスケが、したくなってきたなぁー……マネージャーって言われて、私正直落ち込んでたかも……




ホントはバスケがやりたいのかもなぁー…






あの試合の時……


…ちゃんと周りを見ていなかったから………







「メニューはこれだ、今日も練習頑張っていくぞ」



全「おう!!」



『っとこんなこと考えてる暇は無かった! ちゃんと仕事はこなさないと』


「愉羅ちゃん大丈夫? マネージャー一緒にがんばろうね!」


『うん!!』




「………愉羅」



練習が終わり……



『…やっぱり、私バスケしたい! 今からでも遅くないよね!?』

日が沈み、少し暗くなってきたけど…

私は、ある公園のコートに向かった……


そこには…




『黒子くん…?』



「愉羅さん、何故ここに?」


『えーっと……なんて言うか……、ごめん!私帰るね!』

思わず帰ろうとするけど…


「待ってください!」


黒子くんに、呼び止められた


「愉羅さんも、バスケをしに来たんですか?」


『うん…、マネージャーごときが…こんな夜にバスケやるなんて、変だよね…』


「変じゃありませんよ、マネージャーでも バスケが好きなら やればいいと思います。」

「好きなんでしょう?バスケ」


『…うん、好き』


「なら、僕と一緒にバスケしませんか?」


『え…いいの??』


「はい。」


『でも…私、ベテランとかじゃないし… 練習相手になれるかどうか……』


「構いません」


『……わかった。ありがとうね、黒子くん』


「いえ」



そして、試しに1on1で勝負しようってことになって……

やってみたけど…



『あれ?』


こんなにあっさりボールを取れていいの?


私はそのままドリブルしながらゴールにシュート…


『…??』


「はぁ……はぁ……っ愉羅さん…早いです…」


『え?…あー…ごめん…』


結局…

私が勝ったのだった………


「はぁ…、はぁ…、やりますね…愉羅さん…」


『えーっと…ありがとう…』


…なんで?
おかしいでしょ!!

だって…、帝光中学校のバスケ部レギュラーだよね?
キセキの世代の中の一人…………だよね?
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