バスケが好きなんです!

□第二話 強くなりたい
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朝………



『…う゛…眠い…』

昨夜、突然の出来事に驚いて眠れなく…

そのまま朝を迎えてしまった…


『……教室に着いたら寝ようかな…』


「あっ!鷹坂っちー おはようっス!」

朝からテンションの高い黄瀬くんが現れた…


『おはようー…ふぁ…』


「眠そうっスねー 昨日は転校早々赤司っちに捕まって大変だったっスからねー」


『全くその通りだよ…おかげで寝れなくて……』


「…あー…ドンマイっス…でも、今日から部活同じだし よろしくっスね!」


『うん!よろしくねっ黄瀬くん』


「愉羅ちん、おはようー」


『愉羅ちん!??…ああ、紫原くんおはようっ』


とこんな感じで教室に着き…



『ふぅー…、やっと寝れるー…』

と思いきや、


「寝るな。」


バシッ


赤司くんに叩き起こされました……(泣)


『まだ授業始まってないから、ちょっとぐらいいいじゃないかっ!』

私が涙目でそういうと…


「っ//……そうだな。少しなら許してやる、HRが始まる前には起きろ」

そう言ってそっぽを向いた


いま、照れた?


んな訳ないか(笑)


『んじゃ、おやすみなさーい……』


そして私は少し眠って、学校が始まる前には起きた、というか赤司くんに無理矢理起こされた



そして放課後……
部活が始まった…


「愉羅、君には桃井と同じマネージャーになってもらう」


『え?』

バスケ部員じゃなく?


「君が男子だったら、部員になれたが… うちのバスケは 女バスがない。
だから、君には 精一杯僕達のサポートをお願いしたい。」


『サポート!??
バスケ部の?』


ますます荷が重くなって来た…てかサポートなんてしたことないし!!
バスケはやってたけどアドバイスとかなんて無理だし…


「心配するな、サポートと言っても 部員に水を渡したり、タオルを渡したりすればいい」


『そ、そっかぁー…よかった…』

「初めはな」


『え…?』


「赤司っち絶対なにか企んでるッスよー…」


「赤司が選んだマネージャーが、ただのマネージャーな訳がないのだよ。」

「さすが赤ちんだよねぇー」


『…どーいうこと?』


「…今は僕に従って、マネージャーの仕事をこなしていれば良い」



『……あ、はい』
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