D I N O
□将来(ヒバディノ)
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「んっ…あっ……きょ…うやっ…」
「ディーノ…」
家庭教師をしている間、俺と恭弥は同じ部屋に泊まっている。
名目上は『いつ、どんな状況に敵が来ても闘える実戦能力をつけるため』。
でもその実態は…。
「あなた…イきそうになるのが早いんじゃない?」
「だって…っ…いつもとちが…からっ…」
「ふぅん…まぁそういうことにしといてあげるよ。」
こうやって、毎晩のように俺は恭弥に貫かれている。
今日は部屋にある大きいバスルームで有名なホテルに泊まった。
そこはバスルームの中にロテンとシツナイと二つのフロがある。
恭弥がここにしたいって言ったから選んだんだけど、その時は恭弥はフロが好きなんだな、程度にしか思わなかった。
外に出た時も珍しい作りにただ驚くだけだった。
だってそこでナニやるかなんて想像もしてなかったから…。