D I N O

□応接室にて。(ヒバディノ)
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「きょーやっ!」
「何?」
「シて…」


並盛中学応接室。
この部屋の主とこの空間には似つかわしくない金髪の男。
テーブルを挟んで向かい合わせにソファに座っていた彼らは立ち上がり、静寂を打切るように口付けを始めた。


「んっ…はぁんっ…はっ…」


雲雀が口を離すとお互いの唇を繋ぐ銀糸が光っていた。
見つめ合ったままソファに押し倒し、両腕を頭上でまとめると、スーツのボタンを外していく。
射るような瞳は蒼い目を捉らえて離さないままに…。


「恭弥…」
「じっとして。でないとこのまま咬み殺すよ。体勢的にあなたは抵抗できないんだからね。」
「ヤれるもんならヤってみろよ。」
「ふん…強がってられるのも今のうちだよ。」


嘲笑まじりに言いながら胸をはだけさせると、雲雀は桃色の突起に吸いついた。
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