番外編
□Merry Christmas!?
1ページ/1ページ
有「クリスマスと言えば!?はい!ハルちゃん!」
仁「練習」
有「夢が無い!」
仁「事実だしのう」
丸「そうそう。テニス部はクリスマスだろうと年末年始だろうと変わらず練習だぜぃ」
有「クリスマスと言えばサンタでしょ!?」
仁「まさかサンタを信じとるんじゃあるまいな?」
丸「赤也だけだと思ったぜぃ…」
有「え?俺サンタを信じた事なんて生まれてこの方一度も無いよ?」
仁・丸「「は?」」
有「プレゼントは親と買いに行ってたし。それに母親から“ウチのサンタは定年したのよ”って言われていたから。幼稚園にサンタ来たけど黒髪でどう見たって園長だったし」
仁「なんちゅう現実的というか夢の無い家じゃ…」
丸「でも、じゃあ何でサンタなんだ?」
有「クリスマスと言えばサンタ…サンタと言えばミニスカ…って事でハルちゃんに着て貰おうと思って買って来てみた!」
仁「その流れでその答えに行き着く意味が分からん」
有「着て!俺のサンタになって!」
丸「まるで変態のような台詞だな…」
有「さあ!サイズはバッチリよ!!ミニスカにニーハイで絶対領域は厳守してるから!」
仁「何の魅力にもならんわ!絶対に着んぞ!!」
有「え〜…」
丸「着てやれば?仁王」
仁「ブンちゃん!?」
有「ブン太!ここに味方が!!」
丸「違うっつうの!着ないとアリスは絶対に諦めないだろうからな」
有「うん。諦めない」
仁「じゃあ、ブンちゃんが着れば良か」
丸「アリスが求めているのはお前だ」
仁「嬉しくなか!!」
有「さあ!さあ!ハルちゃん!!」
仁「ちょ…!近い!近い!!脱がすな!!ってどこ触っとんじゃ!!」
丸「成仏しろよ…仁王…。俺を恨むな…」
仁「ギャーーーーッ!!!」
Merry Christmas to you!
【終】