Honey Smile_

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何だか調子が出ないままリビングに行くとソファにマオが座っていた。


「あら、お帰り。雅治」

「ただいま」


聞こえているだろう俺の声にも無反応。


「なぁ、どうかしたんか?マオの奴」

「幼稚園から帰って来てずっとあんな調子なのよ。理由を聞いても何も言わなくてね。だからあんたを待ってたのよ」

「俺を?」

「あんたにならマオちゃん言ってくれるかもしれないから。今ご飯作ってるから、ほら」

「おん」


まぁ、母さんに言われなくても話は聞くつもりだったがのう。






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