サイクロ文

□アーミーとリーダー
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此処はニャンニャンアーミーのアジト。誰も知らない秘密基地だ!!

「……なのに、」
「よっ!」
「なんでお前がいるんだあああ!!?」
にこやかに挨拶をするミーに4号は怒鳴った。




「いや、最近まともなモノ食べてないなーと思って」
と3号は語る。
「美味しいもの食べたいなと思って」
と2号は語る。
「栄養失調になってはいけないとおもいまして」
と5号は語る。
「お前ら……!」
ワナワナと4号は怒りに震えた。
ホカホカと湯気のたつご飯をたべる同胞は正反対に笑顔だ。
「4号も食えよ」
「いらん!」
4号はミーにずい、とつき出されたオムライスを叩き落とす。床に落ちたオムライスは大きな音をたててわれた。
「「「「…………」」」」
一同は黙って4号を見つめる。いたたまれない空気が辺りを包む。
「な、お俺が悪いのか!?」
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