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□バレンタイン(エース幼少期)
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○バレンタイン
「ねぇ、じぃ」
「何でございましょう」
「ちょっとエースとルフィの所に行ってくる」
その一言で、じぃは全てを悟った
「夕暮れまでには帰ってきて下さいよ」
「了解!」
そして2人の居場所に行き、
「はい、バレンタインチョコ。これはルフィに」
『おっ、チョコなんてくれるのか?サンキュー!』
「んで、これはエースに」
(どうせ義理チョコだろ…)
と内心思いながらもチョコを受け取る
そのとき、
「実は、エースのはルフィよりも大きめに作ったの(まぁ、お兄ちゃんだからなんだけど)」
と言った
「えっ…!」
「ルフィには内緒だよ」
にこっと笑いかけると、エースは耳まで真っ赤になって、
「わ、わかった、あああ、ありがとな」
といって猛ダッシュで去っていった
(変なの)
と思ったが、
「ねぇ、ルフィお味はどう?」
とあっさり話題を転換した