long stories [Ace]


□穏和な日々
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次の日の朝

「『家に来たけどよぉ、どぉーすりゃいいんだ?』」

エースとルフィは、“チャイム”というものを知らなかった

待ちぼうけをすること1時間…

「あっ、おーい!」

と、玄関から1人の少女が手を振りながら出てきた

「みー!」

「来てたならチャイム押してくれたら良かったのに…」

『なぁ』

「ん?どしたのルフィ?」

『チャイムって何だよ』

エースもルフィと同じことを考えていた

「えっ!チャイム知らないの?チャイムっていうのはね、この黒い装置だよ」

みーはインターフォンを指さした

『おっ、これがそうなのか?』

「うん。このボタンを押すとね」

“ピンポーン”

「って、音が鳴るの。それから、これがマイクとカメラ。ここに顔を近づけて家の中にいる人と話すの。
今度からは、チャイム鳴らしてよ!じゃないと私気付かないから」

『あいよ!』

「今日は私の家で遊ばない?」

「『いいのか?!』」

「もちろん。さぁどうぞ」

と、言ってみーは家に向かって歩き出したので、エースとルフィもそれに続いた

ドアを開け、みーが

「エースとルフィ連れてきたよ」

というと、あちこちからメイドやらコックが約100人ぐらい出てきて、じぃをセンターに、綺麗に整列した

《ようこそおいでくださいました》

とピッタリハモってお辞儀した

エースとルフィ、2度目のプチパニック

開いた口が塞がらない

「さっ、私の部屋はこっちだよ」

と、呆然とする2人の腕を掴み、ずんずん歩いていった
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