novel
□憧れではない
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そしてドアの前で止まっていた僕は先生と目があってしまった
「・・・っ、ぱっつわによぉ、いじめ許せるか?」
そう聞いてくる先生
もう答えなんてきまってる
「許せません」
先生の目をまっすぐ見てそう言うと
先生はフッと笑って
「じゃあ一緒に行くかぁ?主犯探しに」
と言った
僕は首を縦にふった
そんなことがあって僕はいつのまにか
この人のようになりたい
と憧れた
だがそれが憧れではない感情だと
そう気付くのは
まだ先の話・・・
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