novel


□憧れではない
2ページ/3ページ

休み時間、


用があり、職員室に行くと何か怒鳴り声が聞こえた


その声は紛れも無く銀八先生の声だった


「どうして知っていて手をさしのべねーんだよ!!!」


どうやらいじめのことをはなしているみたいで、


銀八先生は本当にそのことを知らなかったようだ


なんか悪いことをした気分になる


そしていつも死んだ魚のような目をしたこの人の目は


いつもとちがうまっすぐな目をしていた


「だって・・・あれじゃん・・・憎まれたくないじゃん」


そうビクビクしながら言う校長


そんな校長にキレたのか


「んだてめーは!!!んなに自分が大事なのか!!!」


と言って職員室を出て行った



次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ