novel
□You is mine
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自室にとじこもり、書類の片付けをする
その半分は総悟が作りあげた始末書
いくら俺に嫌がらせをしたくても普通店1つ壊したりしないだろう
本当に掴み所がない奴だ、と改めて思う
そういえばアイツ、今日は非番だったっけ?と、ふと思う
どうせ自室であのバカげたアイマスクをつけて寝ながら日向ぼっこでもしてるのだろう
そう思うと会いたくなってしまった
(大丈夫、いっぷくするだけ・・・)
そう自分に言い聞かせる
そして俺はアイツの自室に向かった
だが自室に総悟の姿はない
いろんなところを探して見るが見つからない
屯所を歩き回っていると中庭に見覚えのあるひよこ頭がみえた
ああ、こんなところにいたのか、と思いながらそいつに近づく
俺の予想通り総悟は寝ていた
だがあのアイマスクは首にかけていただけだった