novel


□本当は…
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「べ、別にアンタなんかいないほうがマシでぃ!!!おせっかい!!!」


そう言うのがやっとの照れ隠し


でもそれもすでにバレてしまっていて


「はいはい」


と軽く交わされる


それにむかついて殴ろうとするが、その手を寸でのところで止められる


キッと土方さんを睨もうとするとそこには優しく笑っている土方さんがいた


力がゆるみ、手がスルリとおち、顔がさらに赤くなる


「アンタは・・・ずりーよ・・・」


そう土方さんに目をそらしながら言った


すると2人静かな時ができる


お互いに顔が見れない


「・・・。お前の方がずりーよ…」


と急に言われ、土方さんのほうを見た


するとそこには顔を赤くしている土方さんがいた








1人でこんなドキドキして


1人でこんな切なくて


1人でこんな愛しくて


1人でこんなに好きなんだと思ってた


だけどそう思ってたのは


間違えだったんだね



    ―end―

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