長編小説

□序章
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『今度、里に帰ってきたら伝えたい事があるの−−…』

 上忍待機所で会った彼女はそう言っていた。
 彼女が『伝えたかった事』を俺は、聞く事ができなかった−−…。



「綱手様、今、何て…?」

 執務室に集められたカカシ班・アスマ班・ガイ班・紅班はこの日、予期せぬ訃報を聞く事となった。まさか"彼女"が死んでしまうなんて、この中の誰が予想できたであろうか。
 この話は瞬く間に里中に広がり、"彼女"の名前は慰霊碑へと刻まれた――。

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