オマケ
□3つの手紙…リサ編
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ある日、夢を見た…
「リサ」
何もない真っ暗な空間……
「誰?」
其処で誰かが私の事を呼ぶ声が聞える。
「……環?」
「いいえ。私は星の旅人。
リサ、貴女に3つ…どんな相手にも届く手紙をあげる」
「そんな相手にも…?」
そう言われて私は瞬時に手紙を書きたい相手が頭に浮かぶ。
「えぇ。書き終わったら封筒に入れて。
私がその相手に届けます」
声はそれきり聞えなくなり、スーっと目の前に白いテーブルと椅子。そしてその上に便箋と封筒が置いてあった。
「……書いてみよう」
きっと、夢。だから…本当の気持ちを、手紙を書こう。