素敵な頂き物&捧げ物

□キミハネ第一期クリップボード
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トゥミに拒絶されてから3日目…。

あの後、結局俺はトゥミの後を追い、彼女の村に身を潜めた。
家から出てこないトゥミが心配で、何度かこっそり家の入り口に畑から採った作物を置いておいたが、それは一度も手がつけられずそのままだった。

(もう3日も経っている…そろそろ無理やりにでも様子を見に行ったほうがいいか?)

自分がトゥミにとって存在してはいけない身であるのは分かっている……でも…どうしても、トゥミをほっとけない…。

(ただ死から逃げているわけではない…その時が来たら、大人しく命を差し出すが…それまで、少しでもいい…もう少しだけ)

「ん…?」

トゥミが家から出て来たのが見えた。

(様子がおかしい)

上を向いてキョロキョロし、そしてふらふらと走り出した。

「トゥ……」

名を呼びそうになったのを留め、俺も静かに後を追うことにした。

(こんな夕暮れに一体何処へ…)

薄暗い荒地を半時も行くと、村が見えた。

(あれは…)

見覚えがあった…。
村の奥に岩山があり、そこに階段がある。もう一人の自分がこの体を支配していた時、あの頂上で男女の戦士と戦い、転がされた場所だ。

「あ…」

懐かしいその場所に、3つの人影がある。

1つはトゥミ。
…もうひとつは…翼の生えた男。

……そして、もうひとつは…



・・・
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