FAIRYTAIL@

□水→氷→←雪
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次の日

グレイとジュビアはマグノリアの駅で伊織を待っていた




ジュビア「遅いですね」

グレイ「あっ居た居た」



グレイは駅のホームで迷っている伊織を見つけた



グレイ「もしかして迷ってたか?」

伊織「ごめんなさい
人が沢山いて‥‥」

グレイ「そーいや伊織はジュビアと違って人生の中で初仕事だったな
わりぃなギルドで集合すりゃよかったな」



――何でグレイ様は伊織にだけ優しく!!?←ジュビア


伊織「私のほうこそ
すみません」

グレイ「いいって
よし列車に乗るぞー」

ジュビア「はい!!」

伊織「よいしょっと」

グレイ「荷物重いのか?」

伊織「何があるかわからないから」

グレイ「貸せ
持ってやるから」

ジュビア「グレイ様!!?」

伊織「大丈夫です(;゜O゜)」

グレイ「お前の意見聞かずに依頼決めちまったからな」



グレイは伊織の背負っていた荷物を取り上げた



伊織「あっ」



伊織たちはいすに座った



グレイ「しばらく列車だからな」




伊織はふわぁっと欠伸をした



グレイ「眠いのか?」

伊織「昨日‥‥
あまり眠れなくて」

グレイ「何で」

伊織「えっと」

グレイ「正直に言いな」

伊織「‥‥‥怖くて‥‥‥‥‥」

グレイ「あー
なる程な
まっ初仕事が討伐系じゃしゃーねーか」



グレイは伊織の頭を自分の膝に乗せた



伊織「!!?」

ジュビア「グレイ様何を!!?」

グレイ「寝てろ
着いたら起こしてやるよ」

伊織「あ ありがとうございます」



伊織はゆっくりと目を閉じて眠りについた




ジュビア「グレイ様?
伊織にはどうしてそんなにお優しくされるんですか?」

グレイ「ルーシィに聞いたんだ
コイツ 小さい時に血の繋がった人は全員
他界したんだってよ
それからはずっと1人で暮らして来たんだと
同情とかそんなんじゃねーけどさ
そんな悲しい記憶消してやれるくらい
楽しい人生にしてやりたいんだよ
小さい時に出来なかった分
甘やかせてやりたいんだよ」

ジュビア「グレイ様‥‥
やっぱりお優しいですね」
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