光を永遠にともに

□ACT.07
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クーックーッ




天気は快晴。


青い空にはカモメが気持ち良さそうに自由に飛び回っている。




ルフィ「直ったーーっ!!!」




そんな穏やかな空気を壊すかのように麦わら帽子片手にルフィが大声で叫んだ。




『応急処置で穴を塞いだだけだから強くつついたりしない限り大丈夫だと思うよ』




バギーに傷つけられボロボロになった麦わら帽子。ナマエが裁縫を施し修復してくれた。




ルフィ「いやーわかんねェわかんねェありがとうナマエ!あんなにボロボロの帽子をここまで」




嬉しそうに穴が塞がった箇所を何度も何度もつんつん指でつつくルフィ。




ルフィ「なお…」




ズボッ




ルフィ「あ」




あまりにも刺激してつつくもんだから見事に指が貫通してまたもや麦わら帽子に穴が開いてしまった。




『はぁ…』


ナミ「人の話をちゃんと聞けェ!!」


ブスッ!!


ルフィ「Σぎゃあああああ」




ナマエの手から瞬時に針を奪い取るなり、その針をルフィの額目掛けておもいっきりぶっ刺した。




ルフィ「針で刺すなよ痛ェだろ!!」


ナミ「殴っても効かないから刺すしかないでしょ!?」


ルフィ「ああそりゃそうか!って何でお前が怒るんだよ」


ナミ「ノリよ!(どーん)」


ルフィ「そっかノリか」




額から血を流し妙に納得するルフィ。




『………ν』




そんなルフィの姿とナミの凶暴さを目の当たりにしたナマエはナミからとばっちりを受けないよう静かにその光景を見ていた。
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