光を永遠にともに
□ACT.07
3ページ/12ページ
ゾロ「お前らうるせェな眠れねェじゃねェか」
いやいやあんたさっきまで爆睡して寝てましたけど。
ゾロ「俺は腹も減ってんだ…おい何か食糧分けてくれよ」
ナミ「大体あんた達おかしいわよ航海する気本当にあんの!?食糧も水も持ってないなんて!海をナメてるとしか思えないわ!!よく今まで生きてられたわね」
ゾロ「まあ何とかな」
そう言ってナミにもらったパンに噛りつく。
ナミ「無謀だわ」
『ん〜何が?』
ナミ「このままグランドラインへ入ること!」
ルフィ「確かにな!やっぱ肉がないと力が」
ナミ「食糧の事言ってんじゃないわよ!!」
ゾロ「このまま酒が飲めねェってのもなんかつれェしな」
ナミ「飲食から頭を離せっ!!」
『そうだよ2人共。飲食のことは後回しにしといてやっぱ問題はお風呂だよ』
ナミ「そうそうお風呂…じゃなくてっ!!」
ナミさんナイスノリツッコミです。
『え…違うの?』
ナミ「(この子ちょっと天然入ってるのかしら…)」
キョトンとして大きな瞳をパチクリさせるナマエを見てナミは思った。
ナミ「いい?私達の向かってるグランドラインは世界で最も危険な場所なのよ」
相槌を打って頷く3人。
ナミ「その上ワンピースを求める強力な海賊達がうごめいてる。当然強力な船に乗ってね」
ゾロ「だろうな」
ナミ「船員の頭数にしてもこの船の装備のなさにしてもとても無事でいられるとは思えないわ」
『確かに…!このままじゃすごく不安…』
ナミ「でしょ」
ルフィ「で?何すんだ?」
ナミ「“準備”するの!先をしっかり考えてね」
『そっかぁ!』
ナミ「ここから少し南へ行けば村があるわ。ひとまずそこへ!」
ルフィ「よーし肉を食うぞ!!!」
ナミ「しっかりした船が手に入ればベストなんだけど」
『私達の船か〜なんだか楽しくなってきたね!』
ナミ「楽しくって…ったく遊びじゃないんだからν」
こうしてナマエ達はグランドラインの下準備をするため南の村に船を進める。