『時空神子シリーズ』―華乱

□変わりゆく、時空の薔薇
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ちょっと…
整理しようか。


って…

現実逃避している場合じゃないな。


「璃羅……やらかしてくれたね」


「えへっ」


「『えへっ』じゃない!何で勝手に行動に移しちゃうかなぁ……ほら、私に話してご覧?この…アホっ」


「いちゃ……っ、風羅…兄…様まで…母上と同じ事…するぅぅぅ」


当たり前だ。

約三時間前、母上がやった様に口の端と端を引っ張っているのだからな。


「盈に何かあったら、私も含め母上やソナタも大変な事になるのを承知で移したのか?ん?」


「我……嘘ついてないし…いちゃ…大事には至らない範囲内だもん……んん…それは…利用しちゃったの……悪いと思うけど…ぉ…」


「か、風羅皇子…そのくらいで…」


「艸波様…愛しい妻なのは解りますが。甘えかし過ぎです!やる事、成す事…全部!!!…」
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