繋がる仲間
□始まりの手紙
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―ダッタッダッダタッダッ・・・!!―
階段を一気に駆け上る音がする。
『よし!ご飯も食べたし、次、何しようかな・・・』
夕ご飯を食べ終え、窓の外は真っ暗。
丁度、季節は日が短くなった頃
秋と冬の境目
絆は部屋の電気をつけようとした。
『ん?何?・・・あれ?』
部屋の壁に青い線がくっきりと浮かんでいた。
絆は壁に近づいて触った。
『あ!月の光が反射してんのか。何かと思った・・・』
でも、絆はかなり期待を膨らませていた。
不思議な入り口ではないかと。
そこで壁をドアのように押してみた。
すると・・・。