海賊 夢小説
□ローグタウン
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それから、無事にローグタウンへ到着した。
「うひょ〜!でっけ〜町だな!!」
「かつては、グランドラインに向かう海賊達で賑わった町よ。必要な物は、何でも揃うわ!」
「よし!これから始まる大冒険の為に、俺ら、装備集めに行ってくる。」
「いい食材が手には入りそうだな。・・・後、いい女もVv」
「俺も、買いてぇもんがある。「あら、どうやって?確か、ゾロ。文無しよね〜」
ゾロが言うとナミが話しに割り込んで意地悪く言う。
すると、ルフィが
「よし!俺は処刑台を見てくる!一緒にいくぞ!!サラ!!」
『ごめんね。ルフィ・・・私、行きたい所があるから。』
「行くぞ!!! サラ!!!」
『きゃぁぁ!!・・・////』
「こらっ!!クソゴム!!!サラちゃんを離せ!!」
サンジに怒られたルフィだか、サラを離そうとしない。
ルフィは、サラをお姫様だっこで走ろうとするが、
すると、ナミが鉄拳制裁を下す。
―ドカッ―
「アンタね・・・サラは、あたしとショッピングに行くの!!!アンタの好きには、させないからね!!!」
『・・・・』
サラは自分の買いたい物は、後回しかな・・・とそう思った。
それから、皆、それぞれ買い物に出かけた。
ナミとサラはと言うと、ナミに沢山の服を着せられているサラ。
「あら!サラ!この服、かわいい!サラにぴったりだわ!あ!これも・・・」
『・・・・(どうしよう・・・このままじゃ、私は買い物も出来ずに、グランドラインに入ちゃうかも・・・)』
そして、レジを済ませてナミは、
「サラ!次の店行くわよ!・・・サラ?」
とサラを引っ張り回す。
そんな中、サラは、人ごみに紛れてナミと逸れてしまった。
『どうしよう・・・ナミと逸れちゃった。
ここ、どこかな・・・とりあえず、自分の買いたい物を捜しに行こう。』
いちお、ナミからお小遣いの10万ベリーを貰っていた。
かなり、多いかなと思っていた。
後で、倍にして返さないといけないのかな・・・
そんな、不安を抱えながら、歩いていると、知らない人に声を掛けられた。
「おい!嬢ちゃん!お前、あの、純白の竜 サラだろ。」
『・・・!!?』
サラは、知らない男達に取り囲まれていた。
男達はヘラヘラと不気味に笑っている。
サラは、ビクビクして足が竦む。
すると、男達はサラを無理矢理つれて行こうとした。
「一緒に来てもらおうか!!!!」
『い、いや!!!』
絶体絶命のその時、
バタバタと男達が倒れていく。サラは何が起きたのか分からなかった。
「たっく、お前は・・・鈍感って言うか・・・」
そこには、ゾロの姿が・・・
サラは、怖くてすぐにゾロの後ろへ隠れた。
『ゾロ・・・』
震えながら、ゾロの後ろでしがみつく。
「下がってろ。サラ。」
サラはコクリと頷いてゾロから、離れた。
ゾロは、男達を切り倒していく。
そんな光景を目の当たりにしたサラは、
すごい・・・強い・・・
かっこいい・・・
―ドキッ―
そんな時、サラの鼓動が跳ねる。