海賊 夢小説

□出会い
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「おら!さっさと歩け!!クズ!!」



髭づらの男達が、鎖で繋がれた純白の竜を運んでいる。



「ひっひ。こりゃ、すげぇ大物だぜ。」


「ああ。こいつがあの、純白の竜か・・・こいつを売れば何ベリー、いや、へたしたらお釣りがくるぞ。」


「お頭!どうします?売っちまいますか?」



すると、かなり太った厳つい顔の男が



「いや、待て。こいつは悪魔の実を食べてるはずだ。その能力を利用しよう。それまで、部屋にぶち込んでけ!!!」


「これで、俺は世界の海を支配できるからな!!!ヌハハッハ!!!」



純白の竜は暗い部屋に閉じ込められた。



もう、這う力もない・・・


私は・・・死ぬのかな・・・


純白の竜は静かに、目を閉じた。





―ドカンッッッ―




数時間たっただろうか、砲撃の音がする。
純白の竜は、力を振り絞り、部屋の窓を見た。




そこには、火の海しかない・・・


すると、男達が騒ぎ出す。


「お、おい!あの竜を早く!!!一番でかい樽に押し込めろ!!!」



ガタガタと動き出す男達。

純白の竜は無理矢理、押し込まれた。



純白の竜は樽の中で、そのまま気を失う。
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