夢物語
□七夕
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ガサガサ…
黒羽『…こんなものかな?』
白鴉『うん、いいんじゃないか?』
「できたのか?」
黒羽『はい、それに丁度雨も止みましたし、今年は天の川が見れそうですね。』
「ふ〜ん」
黒羽『楽しみですね♪』
〜夜〜
白鴉『笹の葉さ〜らさ〜ら♪』
黒羽『軒端に揺れる〜♪』
白鴉、黒羽『『お〜星様き〜らき〜ら 金銀砂子♪』』
「…」(コク?
「何なのだ?その唄は??」
黒羽『七夕の唄です。』
白鴉『コタたちも唄うか?』
「なぜ我が!!」
「…《笹の葉さ〜らさ〜ら♪》」(パクパク
「風魔、貴様!!」
黒羽『毛利さんも唄いましょよ』
「嫌だ!」
白鴉『強情だな』
「…《楽しいぞ!!》」(パクパク
黒羽『では、みんなさんで』
白鴉、黒羽『『「笹の葉さ〜らさ〜ら♪《笹の葉さ〜らさ〜ら♪》」』』
「の、軒端に揺れる」
白鴉、黒羽『『「「お〜星様き〜らき〜ら 金銀砂子♪《お〜星様き〜らき〜ら 金銀砂子♪》」」』』
楽しそうな三人+いやいや唄う元就様の歌声は天の川に登っていきました。