夢物語
□七夕
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と、言うわけでみんなで笹を買いに行ったのですが…
「申し訳ありませんが、当店ではもう売り切れてしまったようです…」
白鴉『はぁ、売り切れ…』
もうここで5件目。
いろいろなショッピングモールとかホームセンターとか売ってそうなところにはすべて行った。
白鴉『だいたい何故商店街が今日休みなんだよ…!』
黒羽『まぁまぁ落ち着いて。それにしてもどうする?もう今年は笹無しでする?』
白鴉『え〜。それは嫌だ!!』
「・・・。」(コクコク
「何処か生えているところへ貰いに行けば良いではないか」
白鴉『そう言っても何処に生えてるんだ?笹…』
黒羽『山とかかなぁ?』
白鴉『山って言ったってここ都会ど真ん中だしな…』
黒羽『どこか栽培している人いないかな?』
白鴉『いないだろう』
「…!」(クイクイ
白鴉『ん?どうしたコタ?』
黒羽『どうしたんですか?』
「ん?」
皆一斉に風魔さんの指差す方向を見た。
そこには…