夢物語
□雨の日１
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「……、…？《そこの勇者殿、西の村に行くなら俺を連れていかないか？》」ﾊﾟｸﾊﾟｸ(口パク
白鴉『コタ…！』
黒羽『誰？』
「…。……《俺はジャック。世界を我が物にせんとする二人の魔王を止めるべく三人目の魔王になれる素質のある奴を探している》」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
「無駄に壮大な話になってきおったわ…」
白鴉『勇者黒羽は５のダメージを受けた』
黒羽『足を引っ張らないでよ？』
白鴉『勇者黒羽は５のダメージを受けた』
「…《よろしく》」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
白鴉『勇者黒羽は５のダメージを受けた』
「さっきからそやつは何故ダメージを受けているのだ？！」
白鴉『ちゃんと装備しないからだ』
「…？《もしかして今まで剣の刃の部分握ってたとか？》」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
白鴉『そういう事になるな』
黒羽『細かッ』
「…ツッコミきれん…」
「《フッ…では行くぞ！》」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
白鴉『ジャックは５のダメージを受けた』
「装備しろｫｵｫｵｫｵ！！」