夢物語
□雨の日1
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ザーザー
黒羽『ハァー。今日も雨ですね。』
白鴉『そうだな。』
黒羽『こうも雨続きだとお洗濯もなかなか乾きませんね。』
白鴉『まぁそれも大変だけど毛利さんが死にそうになってることの方が大変だと・・・』
「我に日輪を・・・」(ガク
「・・・。(´・ω・` )」(ショボン
白鴉『コタはずっとそれ見上げてるし』
黒羽『暇なんだろうね』
白鴉達は梅雨の時期の休日を迎えていた。
黒羽『…傘差してどっか行く?』
白鴉『今日土砂降りだし。止めとき止めとき』
黒羽『そっかぁ…』
黒羽は傘を玩びながらうなだれた。
白鴉『何か暇つぶしが出来る物無いかな?』
黒羽『う〜ん。何かしたいことある?』
白鴉『ド●クエごっこやりたい』
黒羽『えぇ…』
「…?」
白鴉『冒険者ごっこだよ。毛利さんも
や ら な い か 』
「…。(己がやるという事は確定なのか…)」
「嗚呼、日輪よ…。」