10/06の日記
14:10
変化 AL
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柄にもなくこんな夜中に起きている。
酔いの回ったあとで大分周りを無視して寝ちまったんだろうな。そこらへんでルフィの仲間たちが雑魚寝している。
月夜の明るさに目が覚めちまった。
確か夢の中ではマルコやオヤジ達とみんなでルフィの仲間たちも合わせ宴会をしていたはずなんだけどナ。
夢でも現実でも飲んでいることに違いはなく、思い出し笑いしてしまう。
空になった酒樽がゴロゴロと転がり、自分がどのコップを使っていたかさえわからない。ま、もう飲まねーけどな。
隣にこれまた大の字で寝ているのは大切な弟でありコイビト。
コイツも浮かれに浮かれ、酒を飲んでいたようだからぐっすり寝ている。
黒髪が夜風にユラユラ揺れた。
しかし、大きくなったな。
随分見ねーうちに体もしっかりして、あんなひょろひょろだった腕も逞しい。
『すぐに追いついてやるからな!』
そんな生意気言ってたのはいつだったか?
しかもあんな言葉でも100%本気だったんだろうが、笑ってやり過ごしていた頃が懐かしい。
それにこんな睫毛長かったか?
肌もそんなに焼けてなかったし、髪もちゃんと切ってンのか?
なんだ。
見渡せば変わってるとこがこんなにもある。
でも、その性格と麦わら帽子だけは変わってねーな。
なぁ、兄ちゃんはどうだ?
そんな変わった気はしねぇけど…。
ルフィ。
ルフィ。
ルフィ。
大好きなんだ。おめぇのこと。
本当はもう、離れたくねえ。
でも、行かなきゃ。ごめんな。でもぜってえ、また会いに来るから!
それまで、元気でな。
END
無理に書くってやっぱり良くないな。
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