06/04の日記

16:34
日常 A+M
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AM5:00


カモメの鳴き声と共に、エースは目を覚ました。

昨晩は飲み明かしたおかげで、シャワーも浴びずに眠ってしまった。

エースはそのままむくりと起き上がると、何も持たずいつもの格好で部屋を出る。


天候は晴れ。
朝っぱらから熱すぎるくらいの太陽が眩しい。

そのおかげか、目覚めも清々しく気分が良い。


見張りの仲間に朝の挨拶をしながら、向かったのはトレーニングのダンベルなどがおいてある部屋。

自分よりも遥かに重いであろうダンベルを軽々と肩に背負い、甲板に出る。やはり日差しは強く、すぐに汗をかいてしまった。
しかしそんなことも気にせずに、エースは一人トレーニングを始めた。




AM6:30

トレーニングに勤しんでいたせいか、静かだった船にも仲間たちの声が響き始めていた。

「おはよエース!朝から熱心だねぃ」
「マルコ、はよ」
朝から爽やかなマルコの顔はいつものことだけど、いつもはエースの方が起きるのが遅いせいで妙な気分になっていた。
「飯はまだか?」
「あぁ、マルコもか?」
「おう。行くか?」
「そーだな、さっさと終わらすか!後だと食堂混みそうだしな!片付けてから行くよ。」
「わかった。後でねい」

ダンベルを部屋に片付けると、食堂に向かう。
階段を降りると、マルコが手を降っている。

「エース!」
エースも軽く手を上げニッと笑った。

ぞくぞくと仲間たちが朝食に降りて来はじめる頃、二人は食べ終え、甲板へと出る。

「今日も熱いねい」
「そーだな。」
ゆっくりと針路を進み始めた船は、少し風を受けながら汗を拭った。

「どーだ?もう船には慣れたかい?」
ふいにマルコがそう言うものだから、エースは考えたこともなく少し黙っては“まぁな”と答えた。
「マルコはこの船に乗ってからは長いんだろ?」
「そうだねい、古株だと思う」

だからといってどうもしないんだが、エースはなぜ自分がそんな質問をしたのかわからなかった。

「まぁ古株だろうと、なんも関係はないよい!見ろ、サッチなんか最初からあんなんだい!」
振り返ると樽ごと酒を飲んでいるサッチの姿があった。
「プハハッ!マジかよ!」
いつもの風景だが、エースにはやはり初々しく感じられて、自然と笑みがこぼれた。



「なぁ、エース?家族っていいねい!」



ニッコリと、いつもより満面の笑みを浮かべてマルコは空を見上げた。

マルコがそう言えば、そうなんだって思えるこの感覚が不思議で、でもそれは確かな感覚だから、自分もこうして素直に頷けるんだと思った。



「うん。」




END

なんかよくわかんなくなったので、長いですがこちらにUP。

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11:06
メモメモ。
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ハーフパンツのボタンを開けて、ベルトはゆるめに閉めてるエース。萌。

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