02/08の日記
20:08
発作
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ある日の通院日、突然大きな発作になりました。
私にはその時の記憶はほぼありません。
父と先生からの話しでまとめます。
まず私は一言目に「やばい」と口にしたそうです。
その後涙が溢れ出し、睨むような目つきになり、髪を自分で抜き出したそうです。
それを隣に座っていた父が両手を押さえて止めましたが、その父の腕に私は噛み付いたそうです。
先生が来て、引きずられるように治療室に運び込まれ、数人の看護師の方に抑えられ、鎮静剤のようなものを打たれ、しばらくして落ち着いてきたそうです。
しかし今度はその注射の副作用で呼吸がうまくできなくなり、軽くですが心臓マッサージを受けました。
その後、叫んだりする発作はなくなりましたが、代わりに今回のような発作がよく起こるようになりました。
施設でもしょっちゅう起こしました。
体の硬直、時折痙攣、呼吸困難、意識混濁、それらが早くて1時間、長くて2時間程続きました。
発作が終わると疲れたように眠ってしまうそうで、その後は立ち上がりや歩行が困難になりました。
発作中は瞬きを一切しないようなので、目も痛く、ある時にはそれにプラスして腕を引っ掻き回していたそうです。
今も跡になり、残ってしまっています。
最初はてんかん発作の可能性が高いと言われましたが、症状から見て、ヒステリー発作の方が近いかもしれないということになりました。
ヒステリーと聞くと、「キィー!」と怒っているような様子を想像してしまいがちですが、これには様々な症状があります。
その名の通り大声を出す人、暴れる人、私のように声が出なくなったり硬直してしまったり痙攣が取れない人。
朝発作が起こり、夕方まで意識が戻らない。
何のために職場へ来ているのかわからなくなってしまっていた時期もありましたが、部屋に閉じこもっても悪化するだけだと感じていました。
心とはデリケートなものですから。
だからといって実家に帰る気もありませんでした。
母からの「デリカシーがない」というメール以来顔を合わせていなかったし、話しもしていなかったからです。
正直私は母が苦手です。
母が怒っていること、母のする行動、全て私にはよくわからないものでした。
嫌いではありません、ただ苦手なんです。
たった1人の母親なんだから、と仰る方もいるとは思いますが、無理に愛そうとするよりも、自分の気持ちに素直になった方が時間はかかっても分かり合えるような気がしていたのです。
そういうわけで、今は母は私のことに関してはNOタッチで、父が母に私の様子を伝えるといった関係で成り立っています。
もっと自分も大人にならなければとは思ってもうまくはいかないもので、私は自分が自分を認められるようになるにはまだまだ時間がかかると感じています。
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