02/03の日記
15:38
予兆
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何かか崩れていくような感覚が日々迫ってくるようになりました。
福祉の勉強をしていたので、このままでは鬱になってしまうと思い、重たい足を引きずりながら近くの公園に行ったり散歩をするよう心がけました。
それでも限界はきて、ある日仕事にも関わらず心療内科に駆け込みました。
どんな手を使ってもアタシ自身が潰れたら意味がないと思っていたからです。
そこの先生は昼休みにも関わらず診察をしてくれ、アタシは来てよかったと最初は思いました。
しかしその先生はアタシの心の苦しみを聞き、どんな症状が現れているかをパソコンに向かいながら聞いているだけで、どんどん薬だけが増えていきました。
最終的には「あなたがそのリーダーに合わせられるようになればいいんじゃないの?」と言われ、愕然としました。
それができないからここに来るんじゃないんでしょうか?
アタシは間違った場所へ来てしまったのでしょうか?
流石にもう壊れかけていた自分を立て直す力は残っておらず、施設へ連絡しました。
上の人たちは優しく話を聞いてくれました。
そしてウチの施設でも利用している病院を紹介され、初めてそこからアタシの受診が始まったのです。
最初はどんなクラブ入ってたの?あぁ、勉強は苦手なんだね等、他愛のない会話から始まりました。
正直戸惑いました。
これでいいんだろうか?
肝心な話しができていない・・・と。
そしてしばらくすると唐突に先生の口から「仕事の方は・・・」と言葉がでた瞬間体が凍りつき、動けなくなりました。
その時は付き添いで施設長が来てくれていましたが、その異変には先生と一緒に気がついたようでした。
「あぁ、仕事の話しになったら一気に顔つきが変わったね。さっきまでは普通に話していたのに」と先生は言いました。
そして心理テストをさせられました。
白い紙1枚出されて、「好きなように木を書いて」と言われ、アタシは何もなっていない普通の木を1本書きました。
「周りには何がある?果物や野菜等はこの木にはくっついてる?」と聞かれ、「いいえ、周りは真っ白で、木にもなにもなっていません」と答えると、「貴方は物凄く気が強いタイプだね。それに自分を責める。だから今辛い」と言われました。
そして最初に行った病院の薬は、「何でこんな薬を出したのかよくわからない」と言われ、目の前で捨てられました。
何故か気持ちは少しスッとしたような気がしました。
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