短編集
□補講時間
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「教授、次のテストまで、
魔法薬学の補講を行ってくれませんか?」
とても熱心な目で、
魔法薬学教授、セブルス・スネイプを
見つめながらそう言ったのは、
グリフィンドールの生徒、
*****・*****。
彼女の魔法薬学に対する熱心さは、
セブルスが一番知っていた。
断る理由などどこにもなく、
彼は、それを快く了承した。
きっかけは、そんな些細なこと。
それから2人の放課後に加わったのは、
短いが充実した、静かな補講時間。
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