短編集

□聖なる夜、星の下にて
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聖なる夜。

今日は、それもちょっと特別な。


そう、今日の夜、

流星群が降るらしいのだ。



校内はもうその噂で持ちきりだった。

ただ、その時間は確実に消灯時間をすぎていて。

見に行くつもり満々なのは、

本当にもの好きな生徒くらいだ。



「うっわぁー!
 見たい!すっごい見たい!」



その中の一人に、
グリフィンドールの少女、*****がいた。



「えぇっ、やめときなって!
 先生に見つかったら原点どころか
 罰則までついてくるよ?」


*****のうきうきした言葉に、

彼女の友達がひっしに止める。


……が、*****の耳には

まったく入っていないようだった。






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