朱那「永遠の十六歳! 我がアイドルへっくん、誕生日おめでとおああああああ!!!(シャウト気味)」


屁「うるっせぇ! てかこれは誕生日記念小説じゃないんだろ!? いきなり祝福の言葉っておかしくね!?」


朱「いや、これ書いてる時期が時期だから(2011/2/28間近)」


屁「だからってその始まり方はやめろ。読者さんが誤解して前ページに戻って小説説明を読み返しちゃうだろうが」


朱「めんごめんご」





間。





屁「で、何でまた過去を振り返ることにしたんだ?」


朱「いやぁ、ここ五年間のことを思い返すとね、俺がなんでボーボボにハマったのかって理由を明かしてないなぁとか思ったのよ」


屁「あぁ確かに。でも別に明かす必要性って無いんじゃねぇのか?」


朱「否定はしない。だが、このサイトを立ち上げてから五年も経過したんや。色々明かしたって良いじゃないか!」


屁「それってただ自己満足になるだけなんじゃ…」


朱「まぁまぁまぁ、とりあえずやってみよー(^ω^)b」


屁「ノリが軽いってお前…」








一:ボーボボとの出会い






朱「初めてボーボボを見たのはアニメでしたね。確か小学生の時だったのではないでしょうか。昔すぎて記憶曖昧やけど」


屁「その時点でダメだろお前」


朱「大丈夫(^ω^)b」


屁「何がだ」


朱「第一話をね、晩御飯食べてる時に見たんですよ。なんやよう分からん話のアニメやなーとか思いながら見てたんですが、ボーボボ出て来た瞬間米粒吹き出した」


屁「あぁ…初登場シーン、鼻毛が踊ってたからな」


朱「何この人ww 鼻毛クソ長いww んでアフロでグラサンとかどんだけww ってなった」


屁「めちゃくちゃ馬鹿にしてんじゃねぇか…」


朱「ボーボボの印象なんざどうでも良い! でさ、へっくんも第一話からコッソリ出てたじゃん?」


屁「あぁ、うん」


朱「俺と藍菜のへっくんに対する第一印象、ストーカーしてるイケメンだったからなww」


屁「Σマジかよ!! で、でもあれはストーカーに見えるか…」


朱「いやいや、まるっきりストーカーだって」


屁「orz」


朱「でも話を重ねていくにつれ、藍菜共々へっくんの可愛さにハマっていったんだよ(^ω^)」


屁「え……あ、ありがとう…」


朱「(照れてるよこの子ww) でも残念ながら小学生だったので、同人的な意味で可愛いって思ってたんじゃなかったんだ」


屁「うん、小学生にそんなこと思われるのは嫌だよ」


朱「とりあえず当時はそのストーリーとかキャラに純粋に惹かれてた。第一話のエンディングで出た天の助がドツボにハマって笑い収まらなかったり、まだ名前も分からなかった破天荒にキュンキュンしたり、ソフトンの存在を否定したりしてたからね」


屁「ソフトンさんの扱い酷すぎるだろ!」


朱「でも、毎週欠かさず見ていたボニメが対OVER! って所で終わってめちゃくちゃ悲しかったのは懐かしい思い出です」


屁「そんな中途半端な所で打ち切られたのか…」


朱「それ以来ね、俺はボーボボの存在は忘れてたんだ。あれが完結なんだって、信じ切ってたから」


屁「まぁ小学生だし、仕方ないかもね」


朱「それから結構な時間が経過したある日。俺は、たまたま夜更かししている時に、ボーボボに再会してんよ!」


屁「たまたま夜更かしって…何してんだよ」


朱「その時は中学一年やったと思う。寝れないからテレビをボケーッと見てたら、いきなりボーボボ始まったんよ! あれはホンマ奇跡やったねー! 爆睡してる藍菜叩き起こしてやろうかと思ったぐらい嬉しかったし!」


屁「いやいや藍菜さんに迷惑だから!」


朱「で、それがハレルヤランドの話で、ヘルキラーズとの最終決戦やったのよ」


屁「ふむふむ」


朱「全く話分からなかったんだ」


屁「だろうな」


朱「で、アニメ終わってから俺は決心した。コミック集めようと」


屁「ようやく原作に手を出したのか…」


朱「正月明けやったんかなー。なんか固まったお金あったから、それで古市で買ったり古市に無かったら新品で買ったりして、とりあえずその日に十二巻まで集めたんよ\(^^)/」


屁「おお、ちょうどサイバー都市辺りまでか」


朱「ドンピシャやったねー。んで一気に読んで、ストーリーを理解して、アニメを楽しんだのさ」


屁「……あれ? なぁ聞いて良いか?」


朱「なにー?」


屁「今までの話を聞く辺り、ただお前がボーボボにハマったってだけの感想しか持てないんだけど…」


朱「そりゃそうだよ。原作見ても、俺はNLとかBLとかとは無縁の生活だったから、いきなりそんな突飛な発想は出来ひんかったんよ。ひたすらへっくんにハマってただけやった」


屁「じゃあなんで今のお前はそんなことに…」


朱「そんなこと言うなし! それも今から話したるから!」


屁「(別に話してくれなくても良いんだけど…止めたって話すんだろうな…)」





二:同人への目覚め





朱「せっかくやってたボニメもギガ編が終わったらすぐに終わっちゃってさ…悲しかったねぇあれは(´ω`)フッ」


屁「遠い目するなって…」


朱「でもボーボボが好きなのには変わらなかったから、コミックもずっと集め続けたし、途中からだけど後輩からいただいたジャンプをきっかけにジャンプも買い始めたんだ。ボーボボを追い掛けてたんだ」


屁「よく途中からジャンプ買って今までやってこれたな」


朱「正直、へっくんがなんで髪短くなってたのか分からなかったよ(^ω^)」


屁「あぁ、ビービビ戦か」


朱「ブーブブさんとかモロに田ボだったから何がなんだか…」


屁「ご、ご愁傷様…」


朱「でね、中学生だった俺は、一応携帯を持たせてもらってたんよ。でも当時はダブル定額とか無かったから、WEBに繋ぐなよってキツく言われてたんよ」


屁「ふむふむ」


朱「でもね、俺は良く繋いでた」


屁「ダメじゃん」


朱「でさ、WEBのトップページは当然ながら検索ページですやん? 俺はある日何を思ったのか、そこに『ボーボボ』と入力したんよ。ホンマあの時は何を考えてたんか分からんけど」


屁「…まさか、その時に…?」


朱「ああそうさ。同人サイトが表示されてしまったんだああああああああ!!!!(シャウト)」


屁「うるせぇっての!」


朱「当時の俺にはあまりに衝撃的すぎました。何コレ! こんなんあったん!? うわうわうわあ!! な感じでめちゃ興奮した!!」


屁「いきなりBL見たのにその反応って…」


朱「ん? いやいや、最初はNLのサイトだったんよ(・ω・) ヘポビュでした。ドストライクなサイト様だった」


屁「最初は普通にNLが好きだったのか…まぁそりゃそうだよな。いきなりBLとかに走るわけないし」


朱「おい、それは真っ先にBLにハマった方々を侮辱してると受け取って良いのか? あ?(・言・)」


屁「ち、違う違うそんなこと無いから! BLからハマろうがNLからハマろうが別に俺は構わなかったから! な!?」


朱「ふん…二度目は無いと思え」


屁「(いきなり雰囲気変わりすぎだろ…;;)」


朱「まぁそんな感じで素敵サイト様に巡り会え、同人の素晴らしさを知り、今の俺があるわけです。マジこの場でその管理人様達に土下座で感謝します! ありがとうございますマジで! 俺を洗脳してくれてありがとうございました!!」


屁「おい待て洗脳ってなんだ!」


朱「それから俺はそのサイト様方に倣って自分で小説を書くようになったんだよ」


屁「Σ無視!?」


朱「当時の俺はバカだから書いた同人小説を人に見せびらかしてたよ。当時はヘポビュばっかだった。今考えたら凄い引かれてたなぁ…」


屁「うわぁ…」


朱「へこたれなかった俺も凄いよな(・ω・)b」


屁「自分で言うな」


朱「瑠威と仲良くなったのはこんぐらいの時だったような気がしないでもない…俺が堂々と小説書いて人に見せてたからねぇ…今度瑠威にその辺りを確認してみるね」


屁「まぁ俺にとっちゃどうでも良いけど」


朱「…お前、次書く小説でヒィヒィ鳴かせてやるからな」


屁「Σ怖いこと言うなよ!!」






三:サイト設立へ





朱「あれはもうすぐ中学三年に上がるって時やったね。小説もちょいちょい書いてた俺は、自分でサイトやりたくなって、自分のサイトを立ち上げちゃいました」


屁「軽いノリだな!」


朱「サイト設立当初から俺を知ってる人ってまだいらっしゃいますやろか(・ω・) なんだかんだうちのサイト、作ってから五年も過ぎたしね」


屁「どうだろうな。でも当初から知ってなくても、今来てる人が居ることに感謝しなよ」


朱「うん! そこは凄く感謝してるよ! だからまだまだ更新止めたりしないからね!」


屁「それが有り難迷惑にならないことを祈れよ(笑)」


朱「へっくん酷い(;ω;)」




間。




朱「五年のサイト経営で、現在のサイト名は三代目です」


屁「『流れ草』→『SeaWeed』→『Acid Rain』の順番だね」


朱「『流れ草』はなんとなく。『SeaWeed』は単語帳を見てたらあったから。『Acid
Rain』も以下同文」


屁「て、適当すぎる…」


朱「俺の『朱那』って名前は変わってないけど、名字はちょいちょい変わったねぇ」


屁「最初はただ『朱那』だけだったのに、『真海珠 朱那』→『栞葉 朱那』ってなったもんな」


朱「名字が欲しかったんよ(笑)」


屁「(笑)じゃねぇよ。ホントお前ノリが軽いな」


朱「良いやん、これが俺だ(^ω^)b」


屁「……(最早何も言うまい)」


朱「『朱那』って名前は凄い愛着があるんだよ。五年も共にしてきた名前だからね。辞書で気に入った単語を繋げただけなんだけどね(笑)」


屁「まぁコロコロHN変えるより良いんじゃない? 覚え直してもらうの申し訳無いし」


朱「まぁそれもあるね。多分これからも名字は変えても名前は変えないよ」


屁「それが本当かどうかの保証は無いけどな」


朱「へっくんさっきから冷たい…」


屁「気のせいだよ」


朱「(;ω;)」


屁「でもお前、この五年間で本当に成長したのか? 正直実感出来ないんだけど」


朱「かっ変わったもん! 小説の書き方はそれ用の本読んで出来るだけそれに沿った書き方するようにしたし、ボギャブラリーだって増えたし、何より色んなサイト様の小説読んで萌え萌えしてるもん!!」


屁「おい、一番最後のは成長とは言わないだろ」


朱「あーあー何も聞こえなーい!」


屁「………」


朱「Σいっいたっ! や、やめっ無言で蹴らないでっ!!」


屁「じゃあ蹴られるようなこと言ってんじゃねぇ」


朱「うぅ〜…覚えてやがれ、すぐにお前をヒィヒィ鳴かせた小説書いてやるからなっ!!」


屁「だからそういう脅しを止めやがれっての!!」ゲシゲシ


朱「あああ止めて止めてそんなピンポイントに左足ばっかり蹴らないでええええ!!!」






四:これからのこと





屁「社会人になってもうすぐ一年になるけど、サイトはまだ続けられそうなのか?」


朱「まぁね。就職してからの一年でもし著しく更新が滞るなら辞めようかと思ってたんだけど、なんとかやってこれたからね。まだまだAcid Rainは頑張りますよ\(^^)/」


屁「(イコール俺がこのサイトで良いようにされるのもまだまだ終わらないってことだよな…)」


朱「しかし、思ったより過去を振り返るのは楽しくないな(笑)」


屁「ここまで来てそんなこと言っちゃう!? お前ここまでの字数分かってるか!? もう一万字を超えちまうんだぞ!?」


朱「いやいや、ここまで語ったからこそさ。もうこれ以降、過去を振り返ることはしないと思う。見据えなきゃならないのは未来だからね。自分自身のこともだし、このサイトのこともな」


屁「………」


朱「過去を振り返るのも確かに大事だよ。俺を形成してきた時の思い出だから。でもここに来てくれてる人には俺の過去なんて無関係さ。これからに関わってくるだけ。今が大事。未来が大事。そうやろ?」


屁「…うん、そうだな」


朱「過去を振り返って後悔してもどうにもならない。懐かしんでももう一度体験することは出来ない。それを糧に進むのが、今の俺がやらなきゃならないことだ。だから、へっくんにはこれからも被写体になってもらうからな(笑)」


屁「…ハハハッ。ほどほどにしてくれよ?」


朱「保障は出来ないが努力する(笑)」


屁「おい(笑)」















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栞葉 朱那

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