狼の話
□ヤキモチ(千鶴×沖田)
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私雪村千鶴のある日の出来事をお話したいと思います。
平「おはよう。千鶴」
この人は私の幼なじみの藤堂平助。
千「おはよう。平助君」
平「昨日の『蛍』ってドラマ見たか?」
千「見たよ。主人公すごく頑張ってたよね。
好きな人のために」
平「そうだよなぁ〜。俺もそういう風になってもらいてぇ〜。」
千「そういうのいいよね。」
左「はよっ!!平助,千鶴」
この人は部活の先輩の原田左之助。
左「なぁ。さっきからあいつの視線が怖ぇ〜。」
千「えっ?…。お,沖田先輩…。」
沖「平助君。ちょっと千鶴ちゃん借りて行くよ。いいよね?。」
平「あっ,あぁ。(悪りぃ。)」
沖「さっ!行こうか。」
−体育館裏−
千「沖田先輩痛いです手。」
どんっ!!!
千「っ!!い,痛いです。何するんですか!!」
沖「ねぇ。なんで僕がここに連れてきたかわかってる?」
千「わかりません。なんでですか?」
沖「そうだよね。僕が思ってることわからないよね。」
千「はい。言ってくれないと,わかりませんよ。」
沖「そうだよね。僕は君が他の男としゃべってるの見て,すごく胸が痛かった。だから…ここに連れてきた。」
千「っ!!ってことは沖田先輩。」
沖「千鶴ちゃんが思ってる通り。僕は君が好きなんだ。」
千「わっ,私も好きです。」
沖「えっ!本当かい?夢じゃ…ないんだよね?」
千「はい。」
沖「抱きしめてもいいかな?」
千「っ!はっ,はい!」
沖「夢じゃなくてよかった。好きだよ。」
千「私も好きですよ。」
沖「離さないから。愛してるよ。千鶴ちゃん。」
千「もっ!!なんでそんなことサラッと言えるんですか!」
沖「ははは!顔真っ赤だね。」
千「誰のせいですか!!」
沖「みんなに付き合ったこと言おうか。」
千「はい。」
沖「みんなの顔が楽しみだよ」