=ignition=
弾むボール
響きあう黄色い声
一定のリズムに繰り返される呼吸
真剣な眼差しでコートを駆け抜ける
勝つか負けるかの戦い
勝つことに意味がある
勝利という栄光の為厳しい練習を重ねる
ボールを打ちつける彼を目で追う
そんな時間が心地いい
時より自分だけに向けてくれる眼差しに胸が高鳴る
そんな私の心を見抜くように悪戯な笑顔を向けてくる
でも、この笑顔は嫌いじゃない
愛されてるという感じるこの瞬間が好き
時の流れは刻々と過ぎていく
これから先も彼の傍でこうしていたい
明日も明後日もその先もずっと
彼の隣で笑って居るのが私であり続けたい
それが何よりも幸せなことだから・・