替え歌

□孤独の虎若子
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血濡れた場所は人がたくさんで
某は独り ここで立っていた

戦場ゆく人 流れる雲
某を見ないふりをしてた

それは残酷で とても困難で
認めることで前に進めるのに
貴殿殺したのを 信じたくなくて
某の中で貴殿はとても大切な方で

戦って 戦って 戦い疲れて
腕を 腕を振り回す
そう これが悲しい某の使命だ
貴殿の元に行けないままで

某を乗せて馬は走る
何も知らない顔して走る

口吸いされた時 呼吸が止まり
何も言えず立ちすくむ某

それは蒼くて 心がたぎった
某はこの感情が分からなかった
知ってしまった 貫いたときに
その笑顔を 再び見たい
某が愛した方だから

戦って 戦って 戦い疲れて
鼓動を 鼓動を 鼓動を止めたい

嫌だ 嫌だ 戦い続けるのは
辛い 辛いだけだ
もういやだ ここで生き続けるのは
某が壊れてしまうだけだ

刺さって 刺さって 刃が刺さり
鼓動が 鼓動が止まる
あぁ やっと貴殿の元に行ける
貴殿のそばに居させて くだされ
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