替え歌
□7人目の某
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１人目の某
ただ何も知らず
戦うことが好きなままに舞を続けた
日の本はこんなにも無色ではないか
某は戦いましょう
紅をつけるために
２人目の某
紅を知って
その結末に怯えながらも戦い続けた
日の本はこんなにもぐちゃぐちゃではないか
某は戦いましょう
何かを戻すために
３人目の某
夢中で戦って
戦う意味を探して槍を振るった
日の本はこんなにもうるさいではないか
某は戦いましょう
排除をするために
『殲滅する』『戦う』ことが
いずれ身を滅ぼしても
それでも
某は繰り返し人を殺すだろう
４人目の某
両腕を振るい
諦める事が終わりではないと戦う
日の本はこんなにも多色ではないか
某は戦いましょう
紅を増やすために
５人目の某
結末を知って
その死(おわり)を考える事を拒否する
日の本は敵兵だらけではないか
某は戦いましょう
殲滅するために
６人目の僕
疲れた体を起こし
紅が滴り痛む腕を撫でて槍を振るった
日の本はこんなにも静寂ではないか
某は戦いましょう
悲鳴を増やすために
紅を失う事が
成長だと言うならば
もう何度人を殺したのだろう？
消えた人らはどこへ行こう？
そして生まれたのは
本当の某
無邪気で臆病残酷
盲目で鬼畜紅鬼な俺
なんとも素晴らしい姿ではないか
現れたの某へ
祝福を希望を落胆を
『殲滅する』『戦う』ことで
紅が増え続けるなら
それなら
某は何度でも人を殺すだろう
本当の某、 を た。