【極秘リング編】(完)
□意外な事実…と守護獣
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ズドォォォォン…!!!
『な、なにっ?!』
凄い衝突音と共に、眩しいくらいの爆発が校舎の窓から見えた。
「ツナか?」
『えっ?』
(ツナくん…!)
遠くの方で凄まじい爆発と震動がここまで届く。
ツナくん…
「俺達も行くぞ!!」
「極限に助けるぜ!」
ディーノさんとお兄さんがツナくんの所へ向かう。
私もとっさに行こうとした。
けど、
「ミキ、お前はここに居ろ」
『リボ-ンさん…』
「氷夜が狙っているのはミキだ。お前が行ったら氷夜の思うツボになる。ツナを信じて待ってやれ」
『………』
激しく爆発する建物…音…
ただ私はここにいるだけ…
ツナくん…お願い無事でいて…
私はただただ、
待つしかなかった。