【極秘リング編】(完)

□意外な事実…と守護獣
2ページ/8ページ

ズドォォォォン…!!!


『な、なにっ?!』

凄い衝突音と共に、眩しいくらいの爆発が校舎の窓から見えた。


「ツナか?」

『えっ?』
(ツナくん…!)


遠くの方で凄まじい爆発と震動がここまで届く。

ツナくん…


「俺達も行くぞ!!」

「極限に助けるぜ!」

ディーノさんとお兄さんがツナくんの所へ向かう。
私もとっさに行こうとした。
けど、

「ミキ、お前はここに居ろ」

『リボ-ンさん…』


「氷夜が狙っているのはミキだ。お前が行ったら氷夜の思うツボになる。ツナを信じて待ってやれ」


『………』

激しく爆発する建物…音…
ただ私はここにいるだけ…

ツナくん…お願い無事でいて…


私はただただ、
待つしかなかった。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ