【極秘リング編】(完)
□誰かが呼ぶ声
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「京子ちゃんとハルはあの子の名前解る?」
俺は二人にあの子について聞いてみると
「ううん。聞こうとしたんだけどタイミング逃しちゃって」
「でもあの子が来ていた制服なら解ります!確か、青山中です」
ハルの言葉に、山本が
「青山中って言ったら、名門女子校じゃねーか」
「そおなんだ」
(青山中…あの子が通ってる学校)
「十代目…なんならその学校行ってみますか?」
獄寺くんの言葉に
「い、いや、いいよ!まだ、あの子がそうとは限らないし、まずリボ-ンに聞いてみるよ」
(女子校な上に名門とかって行ったら絶対変に見られるし…)
俺は焦りながら獄寺くんに言った。
「と、とりあえず、帰ろうか!もう夕方だし!」
「そうだね」
「帰りましょう!」
俺達はとりあえず家へと帰る事にした。