【極秘リング編】(完)
□イタリア本拠地にて
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バタンッ!!
「九代目!!!」
ハアハアと息を切らし、九代目の部屋へと守護者のヨコーテが入ってきた。
「なんじゃ、騒々しい…」
「地下最深部の機密機関に何者かが侵入し破壊されました!」
「な、なんだと!?」
(あそこにはとてつもないあのリングが重要に保管されているはず…)
「た、直ちに他の奴らも向かわせ、その侵入した奴を取り押さえろ!!!」
「それが…向かわせた者達はみな、次々と殺やれてしまってます」
ヨコ-テの言葉に九代目は青ざめながら、
「な、何て言う事だ…」
と言った。