【極秘リング編】(完)

□意外な事実…と守護獣
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「ミキが妹…!?」


「あいつっ…!ミキは一人っ子のはずじゃ…!!」


確かにミキは一人っ子なはずだ。氷夜の事も勿論しらない。
けど氷夜も嘘を言っているようには見えない。



「ミキの記憶は…母親によって消されていた…勿論この俺も…」


「母親に…!」

だがミキの母親は普通だった。娘を心配していてどこにでも居る感じの親だった。



「母親の【時間転生】によって…俺達は昔の時代からこの時代へと転生された…」


「……」

【時間転生】ってなんだ…
この時代へ転生されたってどういう事だ。



「さぁ、話はここまででいいだろう…ミキを渡せ…」


氷夜は一気に邪悪な炎を溢れだすと一瞬にして俺の所へと来た!


「くっ…!」

迫ってくる氷夜をかわす。
だが、圧倒的に奴の方がスピードは上だ。


「十代目っ!!!」



「ミキを渡さないなら力づくでも奪うよ…」


「お前にはミキは渡さない」


ミキが例え、氷夜の妹であったとしても…
俺は守る。
そう誓ったんだ!


ヒュッ!!

俺の攻撃をいとも簡単にかわす氷夜。
パンチも効かない。


「どいてください!!!十代目!!!!」

獄寺の声に俺は氷夜から離れる!


「果てろ!!!!!!」


ズガァァァン!!!!!

容赦なく当たる獄寺の攻撃。
でも…

「この程度か…お前達の力は…」


氷夜は微動だにせず余りダメージをくらっていない。


「いや、まだだ…」


「さぁ…ミキを渡せ…」

氷夜の邪悪な炎が大きな塊となり、俺達の方へ容赦なく投げつけられる


「!?」
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