【極秘リング編】(完)

□4時35分…
1ページ/9ページ

とうとう運命の日が来た。

夕方4時35分…
地震が来る…!!

私達は神社へと集まった。

「ミキが予知した時間までもうすぐだ。ツナ達は救出、良平達は援護と治療だ。わかったな」


「う、うん…!」

「わかりました!」

リボ-ンさんの掛け声で私達は頷く。


運命の日…
さよならする日…

でも最後まで頑張る
みんなの力になるんだって

怖くて震え出す手を握って自分に言い聞かせる。


するとツナくんが

「ミキ…!」

『?』

「昨日ミキが前向きに考えたら、頑張れる気持ちになれるって言っただろ?」


『うん…』

「だから、俺、頑張るよ。きっと氷夜って奴も今日現れると思う。ミキもみんなも俺守るよ…守りたいんだ…!」


『…ツナくん』

「みんなが笑って過ごせる町が俺好きだから…!」


『そうだね…!頑張ろうね!』



最後にはきっと私は居ないかもしれないけど、

笑って過ごせる町になるように頑張ろうね……



ツナくん…。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ