ラプンツェルの後ろ髪
□No.8
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ご機嫌如何ですか?、アリス。
貴女の髪も、唇も、なんて愛しいのでしょう。
ねぇ、アリス。
その手に触れたい。
本日、少しでも・・・
私を想って下さいましたか・・・?
・・・・・・貴女にとって、私はどの程度の存在なのでしょう。
アリス・・・。
私を頼って下さい、
望んで下さい。
私無しでは生きられないと・・・
言って下さい。
私を
愛して・・・。
我儘は承知して居ります。
アリス、貴女の為に在る筈の私が、
貴女に何かを願うなんて・・・
許される事ではありません。
ですがどうか、
少しでも、私を想って下さいませ。
他の誰かに、
貴女を取られて、しまいたくない・・・。
愛して居ります。
アリス・・・。
愛しいアリス、私のアリス・・・。
・・・我らが、アリス。