はくしゅ
□Candy...
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それはある日の男子校の帰り道から始まった
男(ホモ)嫌いの男の子と
そんな彼を好きになった男の子
のすれ違いラブ?ストーリー
「ずっと好きだったんだ付き合ってくれないか!?」
はぃっ…?
何を言ってるんだコイツは?
僕はお前と同じ"男"なんだけど?
「僕は"男"なんで告白は女性にして貰えます?…それに僕"ホモ"って大嫌いなの、それじゃあ」
あー気持ち悪い
何を勘違いしてんだか
僕は男だって
見てわかるだろ普通っ!!!
そりゃ…他の人に比べて
筋肉は無いし
肌の色も白いけど…でもっ…
「僕は"男"なのーっ!!!!!」
「そんな事知ってる」
「あっ…アスランッ…もしかして見てた?」
ばっちしなと言う彼に苦笑しながらキラは歩き出すと
小さくアスランに問い掛けた
「ねぇ…アスラン」
「何だ?」
「君は男を好きになったりしないよね?」
ふと後ろを振り向いてそう問うとアスランはイキナリの質問に驚いたのか翡翠色の瞳を見開きながらその場に止まり
キラはどうしたのかと
軽く首を傾げながら見つめていた…
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