短編

□Snow Fairy
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そして月曜日

美咲はいつも通りさくらとしず子とお昼を食べてた。

「でね!今年はくぅがくんには手作りのクリスマスケーキをあげようと思っているの!」

(さくらは手作りのケーキか・・・私は料理出来ないし、アイツが作った方が美味しいんだよな・・・)

「美咲は碓氷にくんに何かあげるの?やっぱり手作り!?」

さくらとしず子には碓氷との関係を一応、話してある。

「いや、迷っているんだ…何をあげていいのか分からなくって・・・」
「美咲さん…」
「美咲!手作りにこだわらなくたって全然いいんだよ!あげる人の気持ちがこもっていればそれでいいって…」
「さくら…」
「さくらさんもたまにはイイこと言いますね」
「ありがとう、しず子!」
「あっ、さくら『Snow Faiy』って知ってるか?」
「えっ…あの、ホワイトクリスマスにしか会えない妖精のこと?もちろん知ってるよ!どうしたの?」
「碓氷のバカが『一緒に見たいね!』って言ってたから」
「え〜美咲いいな〜!特別にその妖精が現われた場所を教えるね!それは…」
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