銀魂

□狂気の台本
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夕暮れ時

仕事を終えて歌舞伎町を徘徊していた坂田銀時の目の前には見慣れた隊服を着た青年がいた

土方十四郎だ

先ほど銀時が言葉を発っした時から二人とも全く動かない

まるでその二人の周辺だけ時間が止まってしまっているように錯覚させる

永遠動かないのでは無いのかとさえ思うほどの長い沈黙だった

しかし永遠などはあるはずなく長かった沈黙は破かれた


「もう一回、言ってくれねぇか?」

沈黙を最初に破ったのは土方だった

一度破られた沈黙はまた訪れる事なく、銀時は口を開く

「だから、終わりにしようって言ってんの」

「終わり……終わり……?」

土方は呟くように銀時の言った言葉を確認するようにリピートした
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